稽古のない日曜日

公演終了から一週間が過ぎました。

今日は久しぶりに稽古の無い週末です。

今、改めてアンケートを読んでいます。

温かいお言葉についつい涙が目ににじんでしまっています。

≪特に印象に残った場面はどこでしたか?≫

「Sing a Song」と書かれたものが多数でした。

あとは、ラストのシーン、動物たち、森の精とばばとの会話、森の精のダンス、2幕オープニングなどなど、沢山書かれていました。

文明によって作られたムーが、文明の発展を止めたところ。などというものもいくつかありました。

≪感想、ご希望などご自由にお書きください。≫

プロの劇団ではできないこともあるのだと思いました。

年齢層のひろさに驚きました。いい劇団ですね。

心があたたかくなりました。

満天の星空が見たいと、見にいこうと思いました。

他にも、色々書いていただきました。

今回は、キャスト28名のうち、クリエ初参加が11名。半分近くになります。

特に動物たちは、リス役のshino以外はお芝居なんて本当に初めてです。

演出家を始めクリエィティブスタッフたちは、そんな役者たちを、この作品の中でどう生かし、表現できるように指導するか、常に考えて作品を作ってきました。

「声がきれい」というお言葉もたくさんいただきました。テノール歌手の塩塚隆則さんの素晴らしいご指導を、メンバーは本当に素直に一生懸命復習してきたからだと思います。

役者たちは、それぞれ日常の生活と並行して稽古を重ねて来ました。

日常の生活の中で様々な思いがあるからこそ、クリエに来た時には、お互いが優しくなれるのでしょうし、ここに身を置く心地よさや楽しさがあるのだろうと思います。

それが作品の色合いとなって、舞台からお客様へお届けできたのだと思います。

公演当日は悪天候にも関わらず、沢山の皆さまにお越し戴けましたこと、感謝いたします。

あれから一週間が経ったのに、竜巻の被害に遭われた方々は、厳しい状況下におかれているようです。平和な日常が早く取り戻せますように。

ひたちなかは、うらうらとした穏やかな日曜日です。

来週からは、ひたちなかでの稽古が始まります。

スタッフは、また、忙しい日々が始まります。

公演日は、10月6日、7日です。

皆さま、ひたちなかへも是非おでかけください。