遅れている歌の集中稽古が始まりました。
第一弾は、動物たちです。
木曜日の10時から、金曜日の11時半までひたすら「歌」「歌」「歌」の稽古でした。
午前、午後、夜、翌日の午前中、殆ど稽古メニューは同じです。
塩塚さんに教えて頂いた呼吸と発声練習の後は、ハーモニーを作る練習。
これを丁寧に繰り返していきます。
午後の稽古は3時で切り上げ、スイカ割り、そして思い切って水遊びをしました。
夕飯は、夏野菜たっぷりのカレーです。肉の他に、タマネギ、にんじん、セロリ、じゃがいも、かぼちゃ、マッシュルーム、アスパラガス、なす、トマト、ベビーコーンなどなど、野菜がいっぱい入ったカレーです。
お椀はシジミ汁が入っています。涸沼のほとりでは、カレーにシジミらしいです。涸沼のほとりに住むNちゃんのお家からいただきました。
そしてからのお皿は、食後の果物用です。
夜の稽古では、言葉の持つ意味、作品について、森についてなどの話も少しずつしていきました。
話をしているうちに、カメラマンの田澤純さんから貸して戴いた「森」の写真を子どもたちに見せたくなってきて、「みんなに見せたいものがある」と持って来て見せました。
妖精や小人がいそうな森です。
「そうだ、つくばのSing a SongのDVD観ようか」ということになって、それも観ました。
動物チームは小学1年生から5年生までの平均年齢が一番低いチームです。
森の精のセリフなど、一つ一つの言葉の意味も、丁寧に教えて行く時間も必要だなあと感じました。
翌日には音楽に言葉が乗り、ハーモニーが作れるようになってきました。
最後まで飽きずに、繰り返しの稽古についてきた子どもたちの集中力や一生懸命さはすごいなと思いました。
一番小さい動物チームだけれど、聴きにいらしてくださった方の心に響く歌が歌えるように、これからも稽古に励みましょうね。
この集中稽古を支えてくれたのは、6年生のS君と中学生のM君でした。
食事の用意や後片付け、布団干しや片づけなど手伝ってくれてとても助かりました。
異年齢の人々が、先輩後輩とか、大人と子供とかではなくて、同じ舞台に立つ仲間として、お互いの足りないところをカバーしたり、より小さい人をサポートしたりフォローしたりしながら舞台を作っていくクリエならではの「育ち」があることも感じながらの集中稽古でした。