来週はごんオーディション

現在、週末は、ひたちなかの稽古です。

つくばは、水曜日にワークショップをやっています。

この日曜日は、「ごんオーディション」のための歌稽古でした。

つくばの「ごん」は、長年つくばのカンパニーで活動してきたえりさが、キャラクターとしてもいいかな、というのが、稽古始めからありましたが、ひたちなかは、今回はオーディションで決めます。

オーディションでは、歌だけでなく、ごんのパワー、かわいらしさ、一途さ、単純な発想が成立するキャラクター、などを持ち合わせているか、見たいと思っています。

その中でも、ごんのソロは、ごんの気持ちの変化を辿って行く大切なものです。音程やリズムの正確さだけでなく、その時の気持ちをどれだけ表現出来るかがとても大切なのです。

さあ、役者のみなさん、来週のオーディション、頑張ってくださいね。

日曜日、歌稽古のあとは、新メンバーのChiちゃんの歓迎とメンバーの交流を深めることもあって、大人たちの「カレーを食べる会」をしました。

このカレー、手軽で、美味しくて、みんなの気持ちが一つになる魔法のご馳走なのです。

そのカレーを食べる会の席で、中学生の時から何回か公演に参加しているRy君が、クリエは、みんな仲がいいとしみじみと言っていました。

いじめたり、足を引っ張ったりする人は、本当にいないのですね。

そんな人は来ないか、来ても逆にここが気持ちよくなくて去って行くか、変わっていくかのどれかなのでしょうね。

ミュージカルの役者たちは、役と、アンサンブルに大きく分けられます。

クリエの役者たちのすごい所は、アンサンブルも、心を一つにして、いい作品にしていくことに徹する所です。役に付いている人を妬んだり、足を引っ張ろうとしたりする人は誰もいません。

そういえば、10年も前になりますが、同世代が何人もいる中で、Aちゃんが主役になり、他の子たちはアンサンブルになりました。IMHちゃんが、「アンサンブルも頑張ろうね!」と仲間たちに言っているのを聞いたことを思い出しました。当時彼女は中1だったと思います。中学生がこんなことを言えるって凄すぎですよね!!

その後、彼女は、金色姫やSing a Songのララなどをやりましたが、アンサンブルの時も主役の時も変わらず、皆に心を配り、沢山のことに気づき、その世代の中心的な存在としてクリエを形作ってきてくれました。

今回も、ごん、兵十、そして村人たち(アンサンブル)という役構成です。

来週は、ごんオーディションです。その次の週にはごん役が決まります。それと並んで兵十も決まると思います。今回も、役に決まった人も、アンサンブルの人も、皆でいい作品にしていってくれることと思います。