11月にひたちなかカンパニーの水戸公演が終わって、理事会、総会、つくば公演の準備と続き、気づけば12月半ばです。
演出家は、12月6日には、指導している保育福祉専門学校の卒業発表。7日には、つくばクレオスクエアでの公演。そして今週末、土日の2日間は、やはり指導しているリリーベール小学校の劇の会の発表。何ともハードなスケジュールです。
特に学校は、作品作りだけでなく、生徒を指導していかなくてはなりません。演劇やミュージカルをやりたい生徒だけではなく、全員がやるのですから大変です。その一人一人に達成感や、充実感を味わってもらうための指導者としての努力は並大抵ではありません。小学校では、更に、一つの作品を3クラスそれぞれに演じます。今回は、小学校だけで全部で3作品8ステージでした。それが今日終わりました。
クリエの演出家大滝の作品作りのすごい所は、とにかく、一つ一つが丁寧であることです。
時間をかけて台本を深く読み、全体の構想を練り、舞台上の人の動きを考えます。
それでいながら、役者が感じることを大切にし、役者から出てくるものを丁寧に受け止めていきます。
それを「要領が悪い」とか、「まどろっこしい」という人も中にはいます。
だからこそ、美しい舞台、深い作品が作れるのだと思うのです。
周囲のスタッフたちは、それを少しでもサポートしたいと思うのです。
我が演出家は、12月前半だけで5作品10ステージを抱えて、今日まで突っ走って来ました。本当にお疲れ様でした。
今夜は、栄養のある美味しい食事をとったでしょうか。
ゆっくり休んでくださいね。
写真は、クレオスクエアでの集合写真を斜めから撮ったものと、リリーベール小学校の劇の会の写真をこちらも客席から斜め撮りです。
雰囲気が伝わるといいです。
息をつくのもつかの間、また、すぐに、つくば公演の作品作りが始まります。
また、質の高い作品を作りに期待したいと思います。