お盆休みに入る前の日曜日、ひたちなかカンパニーでは、初めての通し稽古をしました。
まだ、一幕のみですが、全てのナンバー入りで通しました。
M1は、始まると、空気がぶわっと動いてアンデルセンの世界にぐっと引きこまれます。
そして、写真はありませんが、ベテラン役者のなっちゃんが扮する魔法使いのおばあさん(本人はお姉さんとのこと)の、お客さん(子供役者の保護者達)への投げかけや女の人とのやりとりが「さすが!!」という面白さ。
お話が始まったばかりなのに、観ている方も「おやゆび姫」の物語の中に一緒にいるような気持になりました。
大麦の種から育ったチューリップから、いよいよおやゆび姫が生まれます。大きな花びらたちが舞台上に舞い、♪花から生まれた 花のように優しい おやゆび姫 と歌います。
かわいいおやゆび姫は、中学3年生のKちゃんです。
そして、ヒキガエルのお母さんは、今回2回目の参加のAさん。
いやあ、2回目とは思えない演技です。
と言う訳で、何とも、濃いキャラクターが揃っていて、これから、もっともっと作り込まれていくのが楽しみです。
通し稽古の後の、ダメ出しも、順君が演出をするようになった当初は、セリフの言い回しや間、ダンスの動きの基本的なことなどの指摘がとても多かったのですが、最近は、ダメの量が、とても少ないと感じます。ダメを出す一つ先にみんなが行った感じがあります。
それぞれの役者たちが、キャラクターに成り切り、お客様に何を見せたいかを、明確に持っているのがこちらに見えるようになってきています。
本番までのこれからの作品作りがとても楽しみです。
通し稽古の後は、全体ミーティング。
チケット発売、広告のお願い、衣裳の話などがありました。
このミーティングがあると、いよいよ本番に向けての動きが大きくなります。
上演時間は役2時間です。
2回目の方がお席に余裕がありますので、お勧めします。
次の日は月曜日ですが、5時半開演ですので、7時半に終わります。
HPでもチケットの購入が出来ます。
ひたちなか市文化会館や京成百貨店でも購入出来ます。
皆さんのお知り合いの劇団員がいらっしゃったら、その方からも購入出来ます。
舞台版、クリエ版「おやゆび姫」、どうぞお楽しみに!!