銀河鉄道の夜のM1、1コーラスですが、作曲家の金ちゃんから上がって来ました。
写真はM1を聴くつくばのメンバーです。
立って、台本を見ながら聴きました。
目を閉じて聴いているメンバーもいました。
皆、心の耳を研ぎ澄まして聴いていました。
聴き終えて、ため息をつくメンバー、無言のメンバー、そして鳥肌が立った、涙が出て来たと話すメンバー・・・・・・
早く全部聴きたいです。
稽古の後は、金ちゃんと、今回の作品の打ち合わせでした。
演出家の順君は、いろんな資料を持って来ては、金ちゃんと話をしていました。
演出家の所には、銀河鉄道の夜だけでも、様々な挿絵の絵本があって、色々と見せてくれました。同じ文章でも、描く人によって、挿絵も随分違うのですね。
銀河についての本や、宮沢賢治さんについての本なども見ながら、打ち合わせは深夜まで続きました。
いよいよ「銀河鉄道の夜」が、公演に向けて発車しました。
「銀河鉄道の夜」は、賢治さんが死の床で推敲を重ねながら未完のまま天に召されてしまい、残された作品です。
賢治さんがこの作品に託したものは何だったのか、私たちは正面から向き合いながら、舞台作品として作っていきたいと、改めて思いました。
20周年記念公演の後の3部作の集大成として、深く心に残る作品になりそうです。