今回は、稽古場の様子もあまりお伝え出来ないまま、本番が近くなってしまいました。
最後の稽古場の様子をお伝えします。
午後からは、転換をやってくれる袖チームが入ってくれて、転換稽古。
ナンバーを聴きながら、
「・・・・・5678、ハイ、ベンチが出る」
とか、
「〇〇が下手に行ったら畑が出る」
「あ、ここは、少し後ろに出して」
クリエイティブスタッフから、細かい指示が出ます。
その度に、「はい!」と気持ちの良い返事が返ってきます。
役者も含めて、人も物もスムーズに出はけが出来るように、動線の確認、袖の指定、タイミングの指定が細かくなされます。
途中10分の休憩を挟んで4時間半、この空間にいる誰もが真剣に集中して自分のやることを覚えていきます。
本番の舞台上では、音楽、照明、役者の動き、道具や幕などの全てが、絶妙のタイミングで動いていきます。それら全てが一つになって「舞台」という空間を作っていくのですね。
夕飯の後は、衣裳を付け、ピアノの金ちゃん、音響の大石さんにも入っていただき、本番に近い形で、最後の通し稽古をやりました。
舞台に関わる人々は、役者は勿論、スタッフみんなが、頭は冷静に状況判断しながら、心は作品を深く感じながら作り上げていきます。
「生」の、そしてアナログのものが持つ大きな魅力です。
マチネのチケットは完売になりました。当日券もあります。
ソワレのチケットは、ご連絡戴けましたら、前売り料金で取り置きも出来ますので、劇団クリエまでご連絡ください。
029-274-7701
または、お問合せフォームからお願いいたします。