春に寄せて

3月は、別れの季節でしたね。
育った実家、学生時代を過ごした部屋、そこから、新しい生活の場に移った方も多いことでしょう。

進学、就職などで、クリエの活動をしていた所から離れたメンバーも沢山います。

3年もの間、コロナで活動休止をしておりましたので、何と、中学生が大学生になり、大学に入って「これからクリエ思い切ってやるぞ~」と思っていたのに出来なかったメンバーは、社会人になりました。

こんなにブランクがあるのにも関わらず、彼らは、クリエで得たものを胸に、人生の新たなスタートラインに立つと言うのです。
そして、クリエでの活動が尻切れトンボになってしまい、気持ちの区切りをつけられなかったのが残念とも。

舞台への道に進む者もいますが、多くは、舞台とは関係の無い学部や仕事に進みます。
それでも、クリエでの日々で感じたことは、彼らの人生観を形作り、自分はこうありたいという願いにつながっていると言うのです。
それは、楽しくひたむきに稽古をした、あの幸福感に充ちた日々があるからに他なりません。

そんな彼らの旅立ちに送りたい。
どんな時も、自分を信じて真っ直ぐに歩んで欲しい。
辛くなったら、クリエでの日々と、あの舞台上でのあなたを思い出して欲しい。
それでもいたたまれなくなったら、
いつでもここに戻っておいで!!!!!
私たちは、手を広げて迎え入れるからね。
帰ってくる場所は、あるからね。

一人一人のクリエっ子たちの道が拓けていくことを祈っています。

おめでとう!!!!!

3年前の写真を載せます。

「森は生きている」の稽古始め

振付

稽古場での一コマ

合宿での通し稽古前の“劇団クリエコール”

新しいメンバーを迎えながら、クリエも前に進んでいます。

やっぱりやってみたくなった旧メンバー、
新たに興味を持ってくださった方、
是非、ワークショップにご参加ください。