一幕が通りました

11月から始まった稽古も3カ月が過ぎました。

午前中は、衣裳合わせ。
午後からは、一幕をオープニングから返しながら通しました。

今回のジョバンニは、高校1年生のSRちゃん。
カムパネルラは、大学生のKKちゃん。

実は、KKちゃんは、8年前のひたちなかでの公演の時にはジョバンニを演じました。
そして、今回のジョバンニ役のSRちゃんは、3回目の参加で、初めての大役です。
きっと、不安なことも沢山あるはずです。
出番の前や合間にSRちゃんに寄り添うようにして、何かとアドバイスをくれたりしているのが、KKちゃん。

そして、こちらは、大学の試験中お休みをしていたWKちゃんに、KHちゃんが前回の稽古でやったことを教えているのを後ろからパチリ。

先日、中学生のAYちゃんのお母さんが、2学年先輩のSRちゃんが、AYちゃんに何かと声をかけてくれて、頼りにしていると話していました。上手く出来ないことがあっても、私も出来ないから大丈夫だよと、声をかけてくれているそうです。
学校以外の居場所があることにも感謝してくれていました。

役者たちが互いにフォローし合ったり、声をかけあったりしてくれる所が、クリエの良い所です。そして役者たちの頼もしい所です。
後に続く小学生たちも、先輩たちの背中を見て育っていくのですね。

稽古が出来ることに感謝して、日常があることに感謝して、沢山のことを心に歌うメンバーです。