M1とは、Music1のことです。
今回の森は生きているは、17曲ナンバーがあります。
中には後から入れたM3.5などというものもあります。
M1は、「1」というくらいですから、1番目に歌われるナンバーです。
クリエのミュージカルでは、特別な位置づけで、幕が上がると同時に歌われ、幕が下りる前にもう一度歌われます。
作品の大きなテーマを扱うナンバーでもあります。
M1を書くときは、キーワードを並べてみたり、ノートを片手に外に出て書く場所を色々と変えてみたり、空を眺めてみたり、心に浮かんだ言葉を並べてみます。
当然、時間もかかります。
作品のメッセージ、幕が上がった時の色合いや空気感を頭に書くのですが、今回は加えて、主人公がスラブの森の中に身を置くことや、森が多様な生命抱えていることを想像したりしながら書きました。
「森の季節が巡ることで、私たちは、この豊かな星に生命を授かり、その恵みを頂いている」
そんなことをM1として書き込みました。
♪森は生きている
巡る季節を受け入れて
森は生きている
豊かな生命(いのち)を抱きながら
♪森は生きている
巡る季節を受け入れて
森は生きている
静かに生命(いのち)を抱きながら
それを、作曲家の金ちゃんが、膨らませてくれます。
今回のM1は、サビのメロディが、まるで森の中にこだまする様に響き渡ります。ここは、皆様も、是非、楽しみにしていてくださいね。
間奏には、このものがたりの象徴でもある「焚火」が燃え続けることを願う十二月のナンバーが入っています。劇中で、何度も耳にするので、きっと、最後のM1では、お客様も「あのメロディだ!」と気づくと思います。

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