【演出・演技指導】大滝順二 Junji Otaki
高校2年生の時に劇団クリエに出会う。当時、自己の内面を探ると同時に、多くの人と関わり表現する舞台芸術への憧れもあった。
高校3年生の時に、劇団クリエ第4回公演に参加して以来、クリエの舞台に立ち続ける。
その間、水戸芸術館ACM劇場「怒涛」「ラ・クカラーチャ」「ジュリアスシーザー」、南町劇場「ここだけの話」などで好演。個性派の芸風で高く評価される。クリエの公演に参加する傍ら多くの演劇ワークショップで学ぶと共に、海外遊学(ロンドン、ニューヨークなど)で舞台芸術のセンスを磨く。
長年の団での役者頭の実績を買われ、2004年「ヘンゼルとグレーテル」で初演出。 以後、演出家としても活動。役者の持ち味や魅力を大切にする演出と、美しい舞台創りが定評。
2012年より、絹川友梨氏の下でインプロ(即興演劇)を学び、劇団にも還元している。インプロは、表現の幅を大きく広げてくれると、役者にも好評。ワークショップなどを通して、より多くの人に、心を解放し、表現することの楽しさを伝え続けている。また、子供のころから絵を描き続けており、クリエの舞台の背景の絵もここの所毎回描いている。
現在、リリーこども&スポーツ専門学校講師、リリーベール小学校演劇科講師、つくばインターナショナルスクール講師、県南シニアミュージカルにて演出担当
【振付】梅原美穂 Miho Umehara
劇団クリエ出身。
幼少の頃からクラシックバレエ、ジャズダンスを学ぶ。
高校卒業後、NYのBDCにダンス留学。Mishel Assafに師事し、ダンスの技術面のみならず、ストレッチ、筋力強化トレーニング、感情表現方法など多くを学ぶ。
帰国後、劇団四季に入団。
退団後も多くの舞台やショーに出演する傍ら、劇団クリエの振付師、指導者としても活動。
現在は、つくば・水戸・いわきで、ダンス・ミュージカル・リトミッククラスの講師などを務める。
【主な出演作品】
「AIDA」・「南十字星」(オリジナルキャスト)劇団四季
地球ゴージャス「HUMANITY」(唐沢寿明主演)
「テンペスト」(仲間由紀恵主演)
キリンビバレッジ主催「Disney Dream Party」全国公演
「ホテルミラコスタ・サマーパーティー」
「Club New Year」・「Bay Side Beat」
「ディズニーアンバサダーホテル・クリスマスパーティー」
【プロデューサー・脚本・歌唱指導他】上原久栄 Hisae Uehara
劇団クリエ旗揚げ時から、中心的な存在として、劇団の発展に尽力。
プロデューサーとして、全公演に関わる。
劇団クリエの全ての曲の詞を作詞。その数は200を超える。
第10回公演からは全ての公演の脚本も執筆。
リリーベール小学校で上演されるミュージカルの全ての台本、詞を担当。
クリエ音楽教室のミュージカル仕立ての発表会の台本や詞、曲も手掛ける。
今までに曲になった詞は300を超える。
幅広い音楽知識や豊かな感性、テノール歌手の塩塚隆則氏の薫陶を受けた発声の手法、高校のコーラス部の恩師中沢敏子女史から教えを受けた美しい日本語の表現などで、劇 団員の歌唱力の向上に貢献。
即興ピアニストでもあり、訪問公演などでは、お芝居に合わせてピアノを弾く。何でも即興で音楽にしてしまう。
布を使った手作業が好きで、クリエの舞台セットや衣裳も多数手掛けている。
クリエ音楽教室主宰。2003年4月から2011年3月までリリーベール小学校演劇科講師。
【音楽】金藏直樹 Naoki Kanekura
神奈川県秦野市出身。高校1年の終わりにロックミュージックと出会い、突然独学でピアノを始める。
本格的なクラシック音楽の基礎知識、作曲を松尾祐孝氏に学び、作曲の応用、オーケストレーション、ドラマや映画、舞台などの映像音楽における音楽作曲を渡辺俊幸氏に学ぶ。大学在学中から作曲家として依頼を請け負い、ミュージカル音楽や劇伴音楽、CMや歌もの やクラシカルな曲の提供などジャンルを問わず作曲、編曲活動を行っている。
童話作品三部作の音楽を担当し好評を博す。情熱の作曲家、魂のピアニストと劇団員から 評される。
株式会社スマイルピクチャーズの代表取締役でもあり、映像と音楽の2足の草鞋を履く。
【主な作品】
劇団クリエミュージカル「ごんぎつ幻想」「おやゆび姫」「銀河鉄道の夜」「フクロウ の棲む街」(脚本 上原久栄 演出 大滝順二)
ドラマ、映画 空想科学恋愛ドラマ「メテ乙女」
舞台「なつきとオバケくぬぎ」(作・演出 加納健詞 出演・増田有華(元AKB48) 田代さや かほか)
「LAWSON&モンスターレコーダー コラボレーション『PS Vita モンスターレーダー プラス』プロモーションムービー」映像音楽
「トレジャーファクトリー」企業紹介映像音楽
他多数
【発声指導】塩塚隆則 Takanori Shiozuka
第43期二期会オペラスタジオ・マスタークラス修了。
田中誠、渡邊誠、G・ジャコミーニ各氏に師事。
法政大学工学部卒業。大学卒業後、エンジニアから声楽へ転向。
2004年に日本人には困難とされた「アンドレア・シェニエ」のシェニエ役を全曲原調で演じ、日本人で初めて成功させて大きな話題を呼ぶ。
2006年にも再演され「デル・モナコを彷彿とさせるトランペットボイス」と評された。
2005年2月には「リゴレット」のマントヴァ公爵役を公演二日前に代役で引き受けて成功させ前代未聞と評される。
2002年の東京文化会館「トロヴァトーレ」公演では、強く輝く高音と12秒にも及ぶ驚異的ハイCが話題となり、「日本人離れした力強さと高音を持つ稀有なテノール」「日本のKing of highC」として評された。
2002年新国立劇場「蝶々夫人」ピンカートン、東京文化会館「イル・トロヴァトーレ」のマンリーコ、「仮面舞踏会」のリッカルド、「椿姫」のアルフレード、「カルメン」のドン・ホセ役、「ジャンニ・スキッキ」のリヌッチオなど、数々のオペラの難役を演唱し絶賛される。
その他にも、東京室内歌劇場主催「ヴェニスに死す」の船頭(三菱信託芸術文化財団賞作品)、「「ランスへの旅」のリーベンスコフ、「妖精ヴィッリ」のロベルト、1999年東京文化会館リニューアルオープン記念事業「脳死を越えて」腎臓病の青年陽次、などを演じ、
2000年静岡県100年音楽祭では「浪子さん」ハイライトのヤスイ役で出演しNHKでTV放映され、大きな反響を呼んだ。
ミュージカル「マイ・フェアレディ」のフレディ役等で好評を博す。
また、ベートーヴェンの「第九」のテノールソロ等コンサートでも活躍し、北国新聞主催のソロリサイタルは大きな反響を呼び、新聞紙上で話題となった。
この他ソロリサイタルやジョイントリサイタルを数多く行っており、テレビ、ラジオ、テレビCMなどでたびたび放送され、高い評価を得ている。
現在、日本には数少ない力強い声を持つリリコ・スピント・テノールとして注目を集めている。
二期会会員、東京室内歌劇場会員、日本芸術家ネットワーク理事、鎌倉オペラ主宰。
劇団クリエでは、2005年から、発声の指導をしていただいています。
見えない「声」をわかりやすく、イメージしやすく教えてくださる、科学的・医学的な見地からの発声指導は、劇団クリエの「声」を大きく変え続けています。